まるでプロの味!?誰でも簡単にできる美味しいステーキの焼き方

今回は、自宅で簡単にできる美味しいステーキの焼き方をご紹介していきます。お家でステーキを焼いてもなんか美味しくないなという経験ありませんか?ステーキは言ってしまえばお肉を焼くだけのシンプルな作業なのですが、ちょっとしたことを気にするだけで味や食感などが大きく変わりますのでぜひ最後まで見ていってください。

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美味しいステーキに大切な下準備

ステーキは準備が7割と言われるくらい下準備がとても大切です。いくらいいお肉を使ったり、いい調味料を使っても下準備がきっちりできてない場合はお肉の本来の美味しさが100%出ることはありません。

下準備に大切なポイントは大きく3つです。このポイントを守るだけでも安いお肉でもレストランのような味わいに近づくことができます!

ステーキを焼く30分前には常温に戻しておく

まず1つ目のポイントは、ステーキを焼く30分前には常温に戻しておくことです。冷たいままお肉を焼くと、

  • 外は焼けてるけど中は生だった
  • 火を通すのに時間がかかってしまいその間にお肉がぱさついてしまう

ということが起こってしまいます。そのため、ステーキを焼く30分前までにお肉を冷蔵庫から出して常温に戻しておきましょう。

冷凍の場合は前日に冷蔵庫に戻しましょう!

冷凍の場合は前日に冷蔵庫に戻しておくと良いでしょう。急速に解凍するとドリップが出てしまいます。このドリップには、ステーキの旨味成分が含まれていますので美味しさも一緒に肉の外に出てしまうのです。

冷凍庫から冷蔵庫へはステーキを焼く前日に出し、冷蔵庫から常温へは30分前に出すのが一番おすすめです。

筋切りをする

ステーキを加熱すると、肉の繊維質が急激に縮むため、肉が反り返り上手く焼けなくなってしまいます。また、噛んだ時にも噛みきれない筋っぽさも残るため、ステーキを焼く前には包丁で1〜2cm間隔で筋切りをすると上手に焼け、噛んだ時にも筋っぽさが残りにくくなります。

更に柔らかくしたい場合には、フォークでお肉全体を刺すとステーキの繊維がかなり切れるためとても柔らかくなります。ただ、肉汁が出やすくなり、少しパサつきやすくなるため注意が必要です。自分の好みに合わせて、筋切りの仕方を変えてみましょう。

塩と胡椒はステーキを焼く直前に!

ステーキを焼く際に塩と胡椒は欠かせないです。塩と胡椒を振るのはステーキを焼く直前にしましょう。塩には水分を抜く作用があるため、早めに塩を振ってしまうとステーキから水分と旨味成分が抜けてしまうのです。そのため、フライパンを温めている最中などステーキを焼く直前に塩を振るのがおすすめです。

ステーキは焼き方が命

次にステーキの焼き方についてです。ステーキの焼き方にはいくつかありますのでご紹介していきます。また、ステーキの火加減も非常に重要となっていますので併せてご覧ください。

ステーキの火加減は強火で短時間に!

ステーキの火加減は基本的に強火で短時間で焼くのがポイントです。強火で表面を香ばしく焼き上げることにより、表面のタンパク質を焼き固めることができます。それにより、中の肉汁などを逃さず閉じ込めることができます。

弱火で焼いてしまうと、表面のタンパク質が凝固せず中の肉汁と旨味成分が外に逃げてしまいます。弱火で焼くと焼き目が調整しやすいため見た目は美味しく見えても、味わいが逃げてしまっているため、淡白なステーキになってしまいます。

ステーキを焼きながら出てきた脂をスプーンなどで掬ってお肉にかけ続けるアロゼという手法もあります。これをすることによりステーキの表面が乾燥せず更にステーキを美味しく焼くことができるのです。

さらにこだわるなら予熱で最終調理

更にステーキを美味しく焼くには、余熱で最終調理をすると美味しく焼き上がります。強火で短時間で焼いた後、お肉自体にまだ余熱があるためその熱を使ってお肉の美味しさを内側に閉じ込める方法です。

やり方は簡単で、焼き上がったお肉をアルミホイルで包んで10分ほど置いておくだけでできちゃいます。アルミホイルで包むことにより、外に出ようとしている肉汁を内側に落ち着かせることができるのです。

焼き方は色々!自分の好みに合わせて焼いてみよう

ステーキの焼き方にもいろんな種類があるのはみなさんご存知でしょうか。今回紹介する焼き方は4種類ですが、細かく分けると10種類近くになるとされています。

焼き方については人によって好みが大きく分かれますので、ぜひ自分に合った焼き方を探してみてください。

レア

まず1つ目の焼き方はレアです。中心部の温度は50〜60℃前後で、中はかなり赤身が残った状態です。筋っぽさが少し残っており、肉本来の味が楽しめます。赤身系のお肉は焼きすぎるとぱさついてしまうため、赤身系のお肉との相性は抜群です。逆に脂が多いお肉だと、脂が溶けていないため口に残りやすいので注意が必要です。

ミディアムレア

最も一般的な焼き方なのがこのミディアムレアです。レアよりも火が通っている名称のことで、中心部の温度は60〜65℃前後で、中は少し赤みがかった状態です。赤身系・脂が多い・霜降り系どのステーキとも相性がいい焼き方です。

ミディアム

ステーキは良く焼きたいという方にはミディアムがおすすめです。ミディアムレアよりも火が通っている焼き方です。中心温度は65〜70℃前後で、中の赤みはほとんどありません。脂が多いお肉で、脂をしっかり落としたい時はミディアムくらいで焼くとしっかりと脂が落ちて食べやすいステーキにすることができます。

ウェルダン

最も火が通った焼き方で、表面が焦げているのがウェルダンです。中心温度は75℃前後で、しっかりと火を通しているため、中の赤みはありません。赤身系のステーキだとかなりぱさついてしまいますので注意が必要です。

 焼き方に迷ったらミディアムレアがおすすめ!

焼き方に迷ったら、ミディアムレアがおすすめです。どのお肉との相性もいいので、焼き方に強いこだわりがない場合はミディアムレアにしておくとどのお肉でも美味しく食べることができます。

ステーキに合う美味しいソースの作り方

ステーキを焼いた後のフライパンは肉汁の宝庫です!その肉汁を使って美味しいステーキソースを作ってみてはいかがでしょうか。ここでは簡単かつ美味しいニンニク醤油のソースをご紹介します。

材料

  • にんにく 1片
  • 醤油   大さじ2
  • みりん  大さじ2
  • 砂糖   ひとつまみ

焼いた後のフライパンで切ったニンニクを炒め、ニンニクチップを作ります。ニンニクチップを取り出し、そのまま醤油、みりん、砂糖を入れて煮詰めて完成です!簡単ですがご飯がすすむ美味しいステーキソースが出来上がりますのでぜひ試してみてください!

まとめ

ここまでご覧いただきありがとうございました。今回は自宅でできる美味しいステーキの焼き方についてご紹介してきました。ステーキはお肉を焼くだけの簡単な調理方法なのですが、シンプルなだけ焼き方やその前準備がとても大切になってきます。

ぜひこの記事を参考に美味しいステーキをご自宅で楽しんでくださいね!

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