お家で美味しい焼肉をするにはコツが必要!焼き方や部屋の消臭法についても説明

みなさんお家で焼肉をされたことはありますか?

コスパ重視のためにされる方も多いですが、最近はお家で「プチ贅沢」として焼肉をされる方も増えてきました。ですが、お店の焼肉と比べるとどうしても味のレベルが落ちてしまいがちです。

お家で美味しい焼肉をするためにはいくつかのポイントをおさえることが重要ですので、今回は準備で気を付けることや焼き方、気になるお部屋の消臭法も紹介していきます。

お家で焼肉をする際のおすすめのお肉5選

「お家焼肉で、買ってくるお肉の種類は?」とWEBアンケートをおこなった回答によると、

<牛肉>40.9% <豚肉>29.6% <ホルモン系>13.8% <鶏肉>9.9% と、牛肉が1番人気という結果となりました。(「ジャン焼肉サイト」より)

お家焼肉で人気なおすすめのお肉を5つ紹介していきます。

【お家で焼肉をする際のおすすめのお肉】1つ目「牛カルビ」

牛のあばら骨周辺のお肉のことをカルビと呼び、大きく肩に近い部分の「肩バラ」とお腹側の「トモバラ」の2つに分かれています。

肩バラはサシが入りやすく、やや硬めの部位で、カルビの中でも良く脂がのっている「三角バラ」が含まれます。また、トモバラは一般的に焼肉屋で使用されています。トモバラの中に、中落ちカルビ(ゲタカルビ)やカイノミが含まれます。

【お家で焼肉をする際のおすすめのお肉】2つ目「牛タン」

牛の舌の部分をタンと呼び、長さは50cmにも及びます。全てで4つの部位に分けることができ、舌の先端は「タン先」、舌の中間は「タン中」、舌の根本3~4cmは「タン元」、筋のある部分は「タン下」と呼ばれます。

タン先は、牛がエサを食べる際に使用されるので、運動量が多くお肉が硬い特徴があります。また臭みも強いので、焼肉として食べるのには向いていないでしょう。

タン中は、先端側と付け根側で食感やサシの入り方が変わってきます。先端側はノーマルのタンで、付け根側は質が良く、上タンのような味わいがありとても美味しく頂けます。

タン元は、あまり動かさない部位であるため、脂がのっておりお肉も柔らかい特徴があります。タン中の付け根部分よりもさらに上質な部位とされています。

タン下は、筋があることで硬く食べにくい部位なので、焼肉では食べないようにしましょう。煮込むことで柔らかく美味しくなりますので、煮込み料理やカレーなどに向いています。

【お家で焼肉をする際のおすすめのお肉】3つ目「牛ハラミ」

牛の横隔膜のお肉のことをハラミと呼び、柔らかい食感で脂の量も程よく、濃い旨味を味わうことができます。また低カロリーなので、ダイエット中で焼肉に抵抗があるという方にも安心して食べて頂けます。

またハラミは、ビタミンE・ビタミンB12・タンパク質・鉄分など栄養素も豊富なのでお子さんにもおすすめのお肉です。

お家焼肉で使用する際には、内臓なので、中まで火を通すようにしましょう。

【お家で焼肉をする際のおすすめのお肉】4つ目「牛ロース」

牛の肩から腰までのお肉のことをロースと呼び、比較的広い範囲が含まれています。ロースという名前は、焼くことを意味する「ロースト」が語源となっており、加熱に適した部位なのです。

またロースは3つの部位に分けることができ、肩から背中までの部位は「肩ロース」、背中から腰までの部位は「サーロイン」、肩ロースとサーロインの間にある部位は「リブロース」と呼ばれます。

肩ロースは、噛み応えがありつつ濃厚な味も特徴です。しゃぶしゃぶやすき焼きにおすすめです。

サーロインは、ステーキ用として使用されることが多く、サシが細かく全体的に入っていることが特徴です。脂の甘みを存分に味わうことができる部位です。

リブロースは、サーロインよりも少なめのサシが入っており、肉質がキメ細かいことも特徴です。ローストビーフのように塊でも、薄切りにしても美味しく頂けるお肉です。

【お家で焼肉をする際のおすすめのお肉】5つ目「牛ホルモン」

ホルモンは小腸や大腸のことを主に指すのですが、定義としてはかなり広く、臓器系はもちろんのこと舌や肺、しっぽまで含まれます。全て合わせると20種類もあり、定番の部位からマニアックな部位まで様々です。

その中でもホルモンの代名詞と言えば「マルチョウ」です。牛一頭当たり約10kgと大量に取れる部位でもあります。噛めば噛むほど広がる甘い脂が特徴的ですが、脂身が苦手な方はサッパリとしていて、コリコリと噛み応えのある「ミノ」もおすすめです。

お家で焼肉をする際のお肉の選び方とは?注意点を紹介

お家焼肉で使用するお肉をどう購入したらいいのか迷ってしまいますよね。

そんな時には、専門店やお肉のセット購入がおすすめです。お肉を購入する時の注意点について紹介していきます。

肉店などの専門店で購入する

スーパーのお肉はコスパも良く美味しいものも多いですが、どうしてもシンプルな調理である焼肉をすると味のレベルが落ちてしまいがちです。

精肉店などの専門店だと、お肉が新鮮かつ種類が豊富に揃っていますので、好きな部位から変わり種まで質の高いお家焼肉ができます。一緒に焼肉屋のたれも購入すると、よりお家焼肉を楽しむことができるでしょう。

ネット通販で良いお肉を購入する

ネット通販では、まんべんなく色々な種類のお肉を楽しめるセットを購入できたり、地方のお肉を取り寄せたりすることもできます。また冷凍で届くので、長期保存ができて多忙な方にもおすすめな購入方法です。

お家で焼肉をする際の美味しく仕上げるポイントとは?

お家で美味しい焼肉をするには、いくつか気を付けるべきポイントがあります。準備段階から焼き方まで詳しく紹介していきます。

焼く前にお肉を常温に戻しておく

冷蔵庫から出したばかりの冷えたお肉を焼いてしまうと、焼きムラができてしまいます。焼きムラは、焼肉が美味しくなくなってしまう原因にもなります。

焼き始める1時間ほど前に冷蔵庫から出しておいて、お肉を均一に焼けるよう常温に戻しておきましょう。

専用の焼肉プレートを使う

専用の焼肉プレートを使うことで、お肉の余分な脂を落としながら焼き上げることができます。余分な脂を取り除きながら焼かないと、べちゃっとした仕上がりでおいしさが減ってしまいます。一つ本格的なプレートがあれば、様々なお肉を自宅で美味しく楽しめます。

部位ごとに焼き方を変える

お肉は部位によって、美味しく焼き上げられる方法が大きく変わってきます。

タンやレバーなど焼きすぎに注意するべき部位や、カルビなどレアからミディアムレアで焼く部位、豚肉やホルモンなどしっかり火を通すべき部位もあります。

またネット通販などでお肉を購入した場合などは、おすすめの焼き方の説明書などが入っていたりしますので、よく読んでお肉を美味しく焼いてあげましょう。

お肉を焼く時はあまりいじらない

お肉を焼いている時に沢山いじってしまうと、せっかく良いお肉を買ったとしても美味しさを損なってしまいます。いじっていいのは、お肉をひっくり返す時だけにしましょう。

ひっくり返す時の指標としては、「お肉の表面に汗をかいたように肉汁が溢れてきた時」「お肉が少し反り返ってきた時」です。表面をこんがりと焼くことでお肉の水分を流れ出さないように閉じ込め、ジューシーな味わいに仕上げることができます。

お家で焼肉をするとニオイが気になる!お部屋の消臭法を紹介

お家で焼肉をする時に気になるのが、お部屋のニオイ問題です。油が原因のニオイは空気中だけでなく、床や壁、カーテンなどにまで残ってしまう頑固なものです。

ニオイをしっかりと取り除いたり、それを防ぐためにどんなことをしたら良いのか、紹介していきます。

換気や空気清浄機を付ける

焼肉をした際に煙が出ますが、この煙もニオイの原因となりますので換気をして外に逃がす必要があります。もし可能であれば焼肉を焼いている時から換気や空気清浄機を付けておくと良いでしょう。

こうすることで、よりニオイを減らすことができます。

アルコールで周辺を拭く

アルコールスプレーや除菌用ウエットティッシュなどを使用して、油が飛んでしまった箇所をよく拭き取りましょう。床や壁などに油が付いたままになっていると、ニオイも取れづらくなってしまいます。

ただし、床や壁の材質によってアルコールが使えない場合もありますので、確認してから拭き取るようにしましょう。

濡れタオルを振り回す

ニオイの元となっている成分は、水に溶けやすい性質があると言われています。濡れタオルをニオイのする空間で振り回すことによって、タオル内にニオイを吸収させることができます。部屋の一カ所でなく、ニオイの気になるエリアを移動しておこなうと、より効果を感じられます。