焼肉で迷いがちなお肉の部位やサイドの具材、また都内で食べられる美味しい焼肉屋についても紹介していきますので、是非参考にしてみてください。
焼肉で使うお肉の種類は牛肉が1番おすすめ
牛肉は、カルビ・タン・ロース・ハラミなどメジャーな部位のほかに、赤身のヒレ・モモ・肩肉や、内臓系のレバー・シマチョウ・ハチノスなどがあります。部位によって様々な旨味や食感を楽しむことができるので、初心者からお肉に詳しい方まで幅広くおすすめできます。
焼肉で牛肉が食べたい!おすすめの部位3選
自宅焼肉では、お肉の具材で迷われてしまう人も多いのではないでしょうか。「これは食べておくべき!」という牛肉の部位を3つ紹介していきますので、是非参考にしてみてください。
1つ目
「牛タン」
牛の舌のことを「タン」と呼び、その中でも、舌の付け根部分の「タン元」・真ん中あたりの「タン中」・先の方の「タン先」に分けられます。
タンはタンパク質が豊富で、焼肉をする際には必ず食べるという方も多い大人気な部位です。
特にタン元は、よく脂がのっていて柔らかい部位です。これに対してタン先は、噛み応えのある部位で味が濃く旨味をしっかりと感じられます。タン中は、焼肉屋などで多く使われている部位と言われており、風味豊かさがあります。
2つ目
「カルビ」
牛のあばら骨付近のお肉のことを「カルビ」と呼び、サシが多く入っており柔らかい部位です。骨の付近のお肉は、骨を守ろうとして脂肪を蓄えやすくなっています。脂からの甘みを感じやすいので甘い焼肉のたれとの相性が良いです。またライスと合わせると絶品です。
もし筋があると噛んだ際に不快感を感じやすくなってしまいますので、その部分を除いておくと噛んだ際の違和感もなく美味しく食べることができます。
3つ目
「ハラミ」
牛の横隔膜の部分を「ハラミ」と呼びます。内臓のお肉で脂肪分が少なく低カロリーなので、ダイエット中の方や、カルビを脂っぽく重く感じる方にもおすすめな部位です。
ハラミは程よいくらいに柔らかく、噛むごとに旨味が溢れてくる特徴があります。
チャプチェやチンジャオロースにも合うので、自宅焼肉をして食べきれなくても、後日アレンジとして大活躍してくれる食材です。また時間に余裕のある方は、漬け焼きもおすすめです。甘辛のたれに1時間ほど漬けこんでおきましょう。
焼肉で使うおすすめの具材3選
自宅焼肉の楽しいところは、サイドを自由に選べるところです。おすすめの具材3選を紹介していきますので、是非取り入れてみてください。
1つ目
「おにぎり」
シメにおすすめしたい具材は、おにぎりです。
食べる際には、あらかじめラップなどでおにぎりを握っておき、フライパンやホットプレートなどで油をしいて、焦げ目が付くまでこんがり焼きましょう。
味噌を塗ったおにぎりをバターで焼く「味噌バター焼きおにぎり」が1番のおすすめですが、スタンダードな「醤油焼きおにぎり」も良いですね。焼肉をする際は、是非シメまで楽しんでください。
2つ目
「さつまいも」
お子様が喜ぶ具材で、用意も簡単なので自宅での焼肉におすすめです。
バターと焼いたら絶品です。甘い焼肉のタレにもよく合います。
実際に焼く際には、2mmくらいに薄く切っておくと火が通りやすいですよ。また、さつまいものホクホク感を楽しめる厚めがお好きな方は、ホットプレートなどで焼く前に、電子レンジなどで火を通しておくといいでしょう。
3つ目
「もやし」
自宅焼肉は、外食の焼肉と比べるとコスパがとても良いですが、お肉を含めた食材を揃えるのは、野菜が高騰していたり、いつもより値の張ったお肉を買ったりするなど大変です。
そんな時におすすめなのが、もやしです。コスパの良い商品で、アレンジをしやすく子どもでも食べてもらいやすい具材です。また、栄養素がないと言われがちですが、ビタミン・カリウム・カルシウムなど豊富に含まれています。
自宅焼肉で美味しくお肉が食べられるおすすめ方法とは
自宅焼肉の問題点は、外食の焼肉と比べると味が劣ってしまいがちです。そんな時にこれから紹介する、下準備や焼き方のポイントを真似して頂けると、自宅焼肉でもお店のように美味しく仕上げることができます。
- ・焼く前にお肉を常温に戻しておく
冷蔵庫から取り出したばかりの凍ったお肉を焼いてしまうと、お肉の外側と内側の温度に差が生じることで焼きムラができてしまい、せっかくのお肉が美味しくなくなってしまいます。
また、生焼けの原因となることもあります。牛肉であればまだ良いですが、きちんと火を通さなければいけない豚肉・鶏肉・ホルモンとなると、食中毒を引き起こしてしまう可能性があります。必ず常温にお肉を戻してから、焼くようにしましょう。
- ・焼く直前にお肉に塩を振る
お肉に塩を振りしばらく放置してしまうと、お肉に含まれている水分が出てきてしまいジューシーな焼肉を味わうことができなくなってしまいます。塩で味付けをしたい場合は、焼く直前がおすすめです。
- ・お肉は専門店で買ってくる
精肉店のお肉は、スーパーに売っているお肉と比べてとても質の良いものが沢山あります。
また焼肉屋さんで買うと、ホルモン系や変わり種のお肉など、お店でしか食べられないようなものを自宅で楽しめるのでおすすめです。
都内で美味しい焼肉が食べられるおすすめの店舗は?3店舗紹介
都内には焼肉屋が多すぎてどこに行こうかつい迷ってしまうものです。おすすめの美味しい焼肉屋3選を紹介していきますので、気になった方は是非食べに行ってみてください。
1つ目
【焼肉 陽山道】上野本店
60年も愛されてきた老舗店。高品質なA5ランクのお肉を独自ルートで獲得しています。お肉の産地にはこだわらず、質を見極めて料理長自ら黒毛和牛を厳選しています。また焼肉を食べる際には、創業以来代々受け継がれている「陽山道」秘伝のたれをつけて食べるのがおすすめです。また、キムチや和牛煮込みに使われている味噌など自家製で作られているので、サイドメニューまでレベルの高さを感じることができます。家族とのお祝い事や仕事での会食にも幅広く使用して頂けます。
「定休日」なし
「住所」東京都台東区上野6-5-3
「アクセス」JR御徒町駅徒歩2分・東京メトロ銀座選上野駅徒歩5分・東京メトロ日比谷線上野駅徒歩5分
2つ目
【坂の途中】六本木店
単品でのお肉が572円からご用意されており、リーズナブルに食事を楽しむことができます。また、食べ放題メニューだと食べきれないという方には単品注文がおすすめです。
コースメニューの中に「食べ飲み放題」もあり、エリア・ボリューム感・質の良さを考えると、かなりコスパの良いお店です。六本木の交差点からすぐの位置なので、タクシーでも行きやすい立地にあります。
帆布を垂らしているお席では、隣の席への視界が遮られるので周りを気にしすぎず会話をしやすくなっています。また2~12人までお席に座れるので、デートから会社の忘年会・新年会・打ち上げなどに最適です。60人まででしたら宴会として貸し切ることもできます。
「定休日」なし
「住所」東京都港区六本木6-1-3六門ビルB1
「アクセス」六本木駅徒歩1分
3つ目
【ぴょんぴょん舎 GINZA UNA】
焼肉・冷麺・韓国料理を中心に提供されており、自然のことを考えられているレストランです。前沢牛・岩手短角牛など岩手県産銘柄のお肉を食べることができます。お肉だけではなく、岩手県産の有機野菜や契約栽培米などサイドの商品にも力を入れています。
コンセプトは「お客様を優しく大切に包む癒しの場。レストランの本質である人間性回復の食空間をお届けすること」です。店舗名にも、「銀河系地球の大地と海が育んだ豊かな恵みを、お楽しみいただく」という意味が込められており、こだわりの詰まったお店です。
「定休日」なし
「住所」東京都中央区銀座3-2-15ギンザ・グラッセ11F(最上階)
「アクセス」東京メトロ丸の内線銀座駅C8番出口徒歩1分・JR有楽町駅中央口徒歩4分