焼肉はたれにとても合いますが、ご飯もたれとともに欠かすことができないくらい相性のよい食品です。
焼肉とご飯だけでも、美味しくいただくことができます。
それでも、焼肉のたれをつかったいくつかの食べ方を知っておくとご飯ももっとおいしくなるはずです。
今回は、焼肉のたれをつかったご飯のレシピをそれぞれご紹介していきます。
焼肉のたれで【朝ご飯】
毎朝の朝食には何を食べていいのか、時間の少ない朝だからこそ迷った方も多いでしょう。
ご飯を作る時間短縮もできて、朝から焼肉の風味が味わえるレシピがあったら、とても手軽に朝ご飯を味わうことができます。
そんなときには焼肉のたれが大活躍します。
以下で、焼肉のたれを使ったいくつかの朝ご飯レシピを紹介します。
焼肉のたれと卵丼
卵かけごはんというのは、とても人気のある朝ご飯のメニューです。
卵にはタンパク質やビタミンといった、欠かせない栄養素も豊富に含まれており、朝ご飯にはピッタリな食品です。
ご飯に卵としょうゆという組み合わせでも十分においしくいただくことができますが、工夫をこらして調味料を変化させてみてください。
いつもはしょうゆをかけて食べていたところに、焼肉のたれを添えて卵かけ丼を作ってください。
たれの甘辛さと、卵が相性抜群です。
炊きたてのご飯で食べると、シンプルながらも何度もおかわりしたくなる美味しさです。
肉のたれとマヨネーズ丼
マヨネーズの成分表をぜひ一度ご覧になってください。
ふだんはあまり意識することが少ない方でも、お買い物のついででもよいので一度見てみると面白い発見があります。
成分表は袋のパッケージの裏面に記載されています。
さまざまな成分名が並びますが、どのメーカーでも主成分にかならず「卵」と書かれているでしょう。
マヨネーズは卵の風味も併せ持った調味料です。
忙しい朝にちょうど卵が冷蔵庫に常備されていなかったとき、卵の臨時で活躍してくれます。
マヨネーズと焼肉のたれで十分においしい丼ものを食べることができます。
焼肉のたれとバター丼
焼肉はタンパク質が豊富なイメージがありますが、実は意外と糖質も多く含まれています。
タンパク質と糖質ときたら、次に思いつくものは、脂肪です。
焼肉なら肉汁の持っている脂肪が期待できますが、たれだけだとその部分の栄養素は含まれていません。
一方バターは乳製品の脂肪を含んでいます。
たれとバターを炊きたてご飯にのせて食べると、たれとバターの脂肪がからんでまるで肉を食べているような風味を実感することができます。
このとき、マーガリンのような添加物が多く含まれたものはできるだけ避けるようにしましょう。
たれの風味を邪魔してしまいますし、脂肪の質も落ちてしまいます。
できるだけ添加物がのぞかれた乳製品100パーセントから作られたものを選ぶようにしてください。
添加物が含まれていない分、身体の消化酵素をむやみに使わないので、健康にも気を配ることができます。
焼肉のたれとかつおぶし丼
かつおぶしにはうまみ成分の他にも、豊富なタンパク質が含まれていることをご存じでしょうか。
かつおぶしに含まれているうまみの成分は、淡白な白米と相性抜群な組み合わせです。
また、ご飯は炭水化物だけではなく、意外と食物繊維も豊富に含まれております。
ご飯にかつおぶしをまぶして、焼肉のたれを添えてできあがりです。
素朴な味わいながらも、身体にとっても栄養バランスの取れたメニューになっています。
焼肉のたれで【夜ご飯】
忙しい毎日から、疲れて帰宅したあと食事をつくる気力も残っていないという方も多いはずです。
簡単にスーパーの総菜や、お弁当ですませてしまうことも時々ならばよいのですが、毎日の習慣にしてしまうのはあまり健康的ではありません。
そんなときでも焼肉のたれがあれば、ご飯だけ炊いてしまえば、身体の健康にもよくおいしい一品を作ることができます。
以下でさまざまな夜ごはんのメニューを見ていきましょう。
焼肉のたれでビビンバ
もやしやニラ、人参などの野菜と調味料だけで簡単にできてしまうメニューです。
調味料は酒、みりん、しょうゆなどが主で、ほかにお好みで風味つけにだしの素などを付け加えて炊飯器で炊きこみます。
調味料の準備が大変でなかなかできないという方なら、焼肉のたれだけでも十分に味のしみ込んだビビンバ炊き込みご飯を作ることができます。
研いだお米にお好みの野菜をいれ、分量の焼肉のたれを入れたら後は炊飯器のセットをしておくだけです。
朝、出かける前にタイマーをセットしておけば、帰宅してすぐにできたてのビビンバ炊き込みご飯をいただくことができます。
焼肉のたれでごぼう炊き込み
こちらは上記の炊き込みご飯とは別の種類になります。
ごぼうを使って炊き込むので、まるで五目ご飯のような仕上がりです。
もちろんごぼう以外の野菜を付け足しても美味しい炊き込みご飯を作ることができます。
おすすめの野菜は人参、レンコンなどの根菜です。
このとき鶏肉を使用すればより栄養満点な夜ごはんの一品になってくれます。
作り方はビビンバ炊き込みと同様で、漬け込みの調味料は焼肉のたれだけあれば十分です。
味がよくしみ込んでくれます。
焼肉のたれでレタスチャーハン
レタスは食物繊維やカルシウム、ビタミンなどといった疲労回復に効いてくれそうな栄養素が豊富に含まれている野菜です。
夜遅く帰路について買い物ができず、いつものスーパーの野菜コーナーにレタスしかなかった日でも、夜ごはんのお供に重宝します。
ご飯に焼肉のたれを絡ませて、十分に火を通します。
たれはご飯によくなじんでくれるので調理も簡単です。
よくお米に火が通った頃合いに、刻んだレタスを入れ、さらに火を通します。
これだけでおいしい夜ごはんの完成です。
冷蔵庫の中の野菜室にレタスしか置いていなかった日にぜひチャレンジしてほしい夜ごはんのメニューです。
焼肉のたれで焼きおにぎり
忙しい日が続いて、おかずの準備が間に合わなかったことは、誰しも経験のあることです。
そうはいっても、白ご飯だけだと夜ごはんも食べたような気分にはなりません。
そんなときは、ご飯と焼肉のたれだけでもできてしまう、焼きおにぎりがおすすめです。
あたたかいご飯にたれを絡ませて、おにぎりの形を作り、あとはフライパンで熱するだけです。
たれをからませる際に隠し味に、ごま油を小さじ1加えるだけでも、より香ばしさが引き立った焼きおにぎりを作ることができます。
ご飯がすすむ【焼肉のたれで鶏のからあげ】
夜ごはんのメニューはさっぱりしたもののほうが消化にもよいし、身体にもよいことはわかっていたとしても、ときにはこってりした味付けのものも食べたいときもあります。
そんなときは、鶏のからあげなどがおすすめです。
鶏肉はとくにむね肉ならば、疲労回復してくれる栄養素も豊富に期待することができます。
からあげの下準備はまず、調味料を準備して味のしみ込ませから始めなければならず、意外と手間もかかります。
でも、焼肉のたれがあればかなり時間短縮して、下味をつけることができるようになるでしょう。
焼肉のたれで下準備
お気に入りの鶏肉を買ってきたら、すぐに焼肉のたれに漬け込んでください。
肉は一口大に切りそろえておきます。
冷蔵庫で休ませたら、あとは衣を付けるだけです。
このとき、漬け込みの段階で、玉ねぎのすりおろしを混ぜ込んでおくこともおすすめな方法です。
鶏肉が柔らかくなって、食感もよりジューシーに仕上がります。
お酒のおつまみにもおすすめ
焼肉のたれは肉ととくに相性のよい調味料です。
たれは甘辛い味付けになっているものも多いので、たれで下味をつけたからあげなどは、お酒のおつまみにも相性抜群です。
からあげはカロリーも高いので、食べる際にはレモン汁を一振りしていただくなど工夫もするとよいでしょう。
お弁当のおかずにもう一品に便利
甘辛い味のついたからあげは、白ご飯とも相性が合います。
焼肉のたれが余って、肉を大量消費したいご家庭では、からあげをたくさん作って、お弁当に詰めてピクニックに行くこともおすすめです。
気分転換にもなり、仕事や勉強のストレス発散にもなってくれるでしょう。
また、たくさん作って冷凍保存しておけば、毎日のお弁当のおかずに大活躍してくれます。
焼肉のたれを使えばご飯のおかずにもう迷わない
焼肉のたれを使ったさまざまなご飯のメニューをご紹介してきました。
たれはすでに複数の調味料を合わせてあるので、とっさの味付けにとても役立ってくれます。
もちろん焼肉のお供にはたれは欠かせない存在です。
また、自分なりのたれのアレンジ方法なども発見していくと面白い食べ方が発見できるでしょう。