おうち焼肉を3倍美味しくする漬け込みとは?おすすめ3選をご紹介

おうち焼肉の味に満足していない方は多いのではないでしょうか。

実は、簡単に出来て手間がかからないのに数段美味しく食べる方法があります。

焼く前のお肉に漬け込みを施すだけで、しないよりも3倍美味しい焼肉を食べることができます。

ぜひ本記事を参考に、美味しいおうち焼肉のやり方を知っていただけたら幸いです。

おうち焼肉の漬け込みとは?

おうち焼肉の漬け込みとは、焼く前のお肉をタレに漬け込み下処理を施すことです。

下処理といってもお肉にタレを馴染ませるだけですので、手軽に漬け込むことができます。

漬け込むタレにどんな調味料を入れるのか、食材を追加するだけでお肉の味や食感が劇的に変化します。

焼き肉だけではなく、普段使いの切り落としや細切れにも漬け込みは応用できます。

そもそもなぜ焼肉屋のお肉は美味しいのか?

焼肉屋で食べるお肉はなぜ美味しいのでしょうか。

雰囲気や環境ももちろん美味しく感じる要素ですが、実は明確な理由が3つあります。

焼肉屋のお肉が美味しい理由は3つ

お肉の質が良い

焼肉屋のお肉は専門の卸業者から仕入れているので質が良いです。

専門の卸業者といっても、牛肉に強い、豚肉に強い、鶏肉に強いなどそれぞれ得意分野が違います。特に焼肉向けの業者から仕入れているため、美味しいお肉を扱うことができます。

直火焼き方式

焼肉屋では焼肉用のロースターや炭火七輪を使用しているところがほとんどです。

この焼き方は直火焼き方式と呼ばれ、メリットとして余分な脂が落ちます。

また、直火焼きだと火力が強くなるため、お肉がこんがりと焼け、香ばしさもプラスされます。

おうち焼肉でよく使われるホットプレートでの調理は、間接焼きと言われます。

ホットプレートなどの鉄板を用いた焼き方は、脂が溜まった表面でお肉を焼くためこんがり感が少なくなります。

焼く前のお肉に下処理をしている

焼肉屋では、焼く前のお肉に下処理を加えています。この工程を漬け込みといいます。

漬け込みの効果として、お肉に味が染み込む、お肉がジューシーになる、お肉が柔らかくなるなどのメリットがあります。

特に、焼肉屋のタレは、甘みを出すためにフレッシュな果物や野菜を使っています。

その相乗効果により、お肉がさらに美味しくなるという効果もプラスされます。

おうち焼肉にひと手間加えて漬け込みでアップグレードしよう

お肉を漬け込みして下処理を施すとなると、何だか難しそうに聞こえますが安心してください。

もちろん凝ったタレを自作して漬け込むのも良いですが、あまり手間をかけずに美味しさをアップさせる方法があります。

なぜおうち焼肉の漬け込みがおすすめなのか?

ここではなぜおうち焼肉の漬け込みがおすすめなのかを説明します。

ただお肉を焼くだけではパサついてしまう

おうち焼肉でありがちなのは、スーパーで買ってきたお肉をパックから出してそのままホットプレートで焼いてしまうことです。

これではお肉の嫌な匂いや脂の風味ばかりで美味しくありません。

お肉の肉汁も溢れ出てしまうので、パサついた食感になってしまいます。

しかし、焼く前のお肉に漬け込みをするだけでジューシーで柔らかい仕上がりになります。

糖やアミノ酸の効果でお肉がジューシーになる

まず、糖にはお肉を柔らかくする作用があります。

水と結びつきやすい性質があるため、お肉に糖を揉み込むことで水分を止める作用が働き、繊維の間に水分が留まることで噛んだ時に柔らかく感じます。

そして、アミノ酸にも同じくお肉を柔らかくする効果があります。

牛肉や豚肉は熟成させることで、肉中にアミノ酸が増え、硬いお肉が柔らかくなります。

また、旨味も増すため食べた時にジューシーに感じます。

野菜の酵素エキスでお肉が柔らかくなる

野菜の中に含まれる酵素エキス「プロテアーゼ」がお肉を柔らかくします。

お肉に含まれるタンパク質は、熱を加えると固くなる性質があります。

酵素エキス「プロテアーゼ」には、タンパク質を分解する働きがあるのでお肉が柔らかくなります。

プロテアーゼを多く含む野菜には、玉ねぎ、大根、舞茸があります。

簡単にできるおうち焼肉の漬け込み方法とは?

焼肉屋さんのように専用の漬け込みだれを用意するのは手間がかかりますが、簡単におうちでお肉を漬け込むことができます。

方法も至ってシンプルで、一度漬け込んだお肉を食べたら次から漬け込まずにはいられなくなるくらいです。

お好きな市販のタレを使って漬け込む

一番手軽におうちで漬け込むのであれば、市販のタレを使って漬け込むことがおすすめです。その中でもおすすめは、タレの材料に果物を使っている物が美味しくなるのでおすすめです。タレに入っている砂糖や果物の酵素の効果で、お肉が柔らかくジューシーになります。

市販のタレを使って漬け込むやり方

市販のタレを使って漬け込むのはすごく簡単です。

厚手のビニール袋にお肉を入れ、お肉の分量の20%程度の市販のタレを入れて、よく揉み込むだけです。

お肉が300グラムであれば、60グラム程度の市販のタレを入れます。

タレを揉み込んだら冷蔵庫で1時間程寝かせましょう。

糖や酵素が染み込んで、美味しいお肉に変わっていきます。

ひと手間でおうち焼肉を3倍美味しくする漬け込みおすすめ3選

市販のタレに漬け込むだけで驚くほど美味しくなりますが、少しの食材をプラスするだけで、さらにおうち焼肉を美味しくする方法がありますのでご紹介します。

お子様にもおすすめなりんごを入れる

特に小さいお子様のいるご家庭におすすめな方法は、すりおろしりんごを入れるやり方です。

りんごに含まれるリンゴ酸の効果でお肉が柔らかくなることはもちろん、華やかな香りもプラスされます。

また、小さなお子様にも安心して使える食材です。

入れる分量は、お肉300グラムに対して市販のタレを60グラム程度とすりおろしりんごをスプーン大さじ1杯程度入れるだけです。

お肉を柔らかくする定番の玉ねぎを入れる

ステーキ肉を柔らかくする定番の玉ねぎもおすすめです。

手軽に使える食材でもありますし、すりおろし玉ねぎを使うことで深みのある風味がプラスされます。

お肉300グラムに対して市販のタレを60グラム程度とすりおろし玉ねぎをスプーン大さじ1杯程度入れるだけです。

余ったすりおろし玉ねぎを醤油や味醂と一緒にフライパンで炒めると玉ねぎソースとしても使用できます。

とびきり柔らかくなるキウイを入れる

あまり知られていませんがキウイにもお肉を柔らかくする効果があります。

よく熟したキウイを使うことがポイントで、袋に入れた後に手で潰します。

そこにお肉を入れよく揉み込み、1時間程冷蔵庫で寝かせます。

寝かせたら市販のタレを入れて揉み込み、さらに1時間寝かせます。

お肉300グラムに対してキウイ半分を入れるだけです。

漬け込むだけでお肉が凄く柔らかくなりますが、プチプチとしたタネが気になる方はふきんなどで搾ってキウイジュース状態で漬け込みましょう。

おうち焼肉の漬け込みに関するまとめ

おうち焼肉を美味しくする方法はいかがでしたか。とても簡単に手軽にできる方法から、一手間かけてさらに美味しくする方法までご紹介しました。

いずれにしろ、おうち焼肉を焼く前に少しの手間を加えるだけで、何倍にも美味しくすることができます。

是非お試しいただき、自分なりの漬け込みを見つけていただけたら幸いです。