自宅で簡単にできるステーキのお肉を柔らかくする方法をご紹介!

今回の記事では、自宅で簡単にできるステーキのお肉を柔らかくする方法をご紹介していきます。スーパーで安いお肉を買ってみたら、固くてあまり美味しくなかった経験はありませんか?スーパーに売っているものや自宅にある簡単な物を使ってお肉を柔らかくして美味しいステーキを食べましょう。

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「ステーキの部位ってどこがおいしい?」 「ステーキのどの部位が人気?」 「ステーキの焼き方のコツが知りたい…」 本記事で…

安いステーキは何故固いの?

 

安いステーキが固い理由はいくつかあります。1つは、牛がよく使う部位で筋肉質なことです。例えば人間は毎日腕立てをしたら腕の筋肉が徐々に付いていき固くなります。逆に運動をしなければしないほど脂肪が増えお腹などがたるみ柔らかくなります。これは牛も同じで、よく使う部位は筋肉質で赤身になり、反対にあまり使われない部位は柔らかく脂やサシが多い部位になりす。

牛の筋肉をよく使う部位といえば前足部分の肩ロースや肩にあたります。これらの部位は固いことが多く、安価で安いステーキ肉として売られていることがあるのです。

上質な黒毛和種であっても、部位によっては固いところもあります。輸入の安い牛肉でも部位によっては柔らかい部位もあります。ステーキを美味しく食べるためには、その部位がステーキに適した肉か調べることも大切になってきます。

ステーキにおすすめの安くて柔らかい部位は?

ステーキにおすすめの肉質が柔らかい部位はズバリ「もも」です。牛のももは赤身が多い部位で柔らかくさっぱりとした味わいが特徴です。スーパーでもステーキ用の肉としてもも肉が売られていることも多いです。比較的柔らかい部位ですが、牛によってはスジがあったり、固いこともあるので注意が必要です。

ステーキを柔らかくするのに適した食材

ステーキ用の肉を買ったのにお肉が固かったり、お肉が余ったからステーキ用じゃなくてもステーキにしようと思っている方にお肉を柔らかくする方法をご紹介していきます。自宅にあるこんな驚くものでステーキを柔らかくすることができますのでぜひ騙されたと思って試してみてください。

 タンパク質の分解がお肉を柔らかくする鍵

ステーキのお肉を柔らかくする鍵となるのは、タンパク質分解プロテアーゼです。このプロテアーゼとお肉を混ぜ合わせることでお肉が柔らかくなります。

お肉の主成分となるのはタンパク質です。タンパク質はアミノ酸の連なりでできており、このアミノ酸の連なりを切ることにより柔らかいお肉になるのです。このアミノ酸の連なりを切ることをペプチド結合とも呼びます。

このタンパク質分解プロテアーゼが含まれている食品を使ってお肉を柔らかくしていきます。プロテアーゼの他にもお肉を柔らかくする方法もありますので、併せてご紹介していきます。

ヨーグルト

まず1つ目はヨーグルトです。ジップロックなどにステーキ用のお肉を入れ、そこにヨーグルトを入れてよく揉みこみます。その後冷蔵庫で2時間ほど寝かし、ジップロックから取り出してキッチンペーパーなどでよく拭き取れば完了です。

ヨーグルトは乳酸菌が多く含まれており、この乳酸菌がタンパク質の分解の手助けをするため柔らかくなるのです。

パイナップル、パパイヤ

2つ目の食材はパイナップル、パパイヤです。南国のデザートであるこの2つには先ほど紹介したプロテアーゼが含まれており、お肉を柔らかくする手助けをしてくれます。こちらもジップロックなどにすりおろしたパイナップルやパパイヤを入れてお肉を揉み込み、1〜2時間ほど寝かしたら取り出して拭き取れば完了です。

注意が必要なのが、必ず生の果物を使ってください。パイナップル缶やジュースなどでは殺菌の過程でお肉を柔らかくするためのプロテアーゼが死んでしまい、漬けても意味がなくなってしまいます。

舞茸

3つ目の食材は舞茸です。舞茸などのキノコ類にはプロテアーゼが多く含まれています。ファミレスに行くとステーキの付け合わせにキノコが出てくる理由はお肉を柔らかくする目的も含まれています。キノコ類の中でも特に酵素が豊富でお肉を柔らかくするのに適しているのが舞茸なのです。こちらはお肉と一緒に調理するだけでステーキを柔らかくする効果があります。

ちなみに、茶碗蒸しの中に舞茸を入れない理由はこのタンパク質分解プロテアーゼが作用して、卵に含まれているタンパク質の繋がりを分解してしまい固まらなくなってしまうためだそうです。

玉ねぎ

4つめの食材は玉ねぎです。どの家庭にでもある玉ねぎでもステーキ肉を柔らかくすることができます。すりおろした玉ねぎを最低15分ほどお肉に漬け込むだけでお肉が柔らかくなります。時間がある場合は長時間つければつけるほどお肉の内側にまでプロテアーゼが浸透していき柔らかくなります。

すりおろした玉ねぎは捨てずにステーキの付け合わせにも使えるのが嬉しいですね。

コーラで煮込むと柔らかくなる

5つめの食材はなんとコーラです。コーラや炭酸水などの炭酸系飲料には炭酸水素ナトリウムがあり、その作用を利用してお肉を柔らかくします。タッパーなどにお肉とコーラを入れ30分以上漬けることによりステーキ肉が柔らかくなります。取り出した後にキッチンペーパーでよく拭いてから焼いてください。コーラの味にはなりませんのでご安心を!

ステーキを柔らかくするためにはミートハンマーを使う手も!

ステーキを柔らかくするためには、ミートハンマーを使う手もあります。最近では100円均一ショップなどでも売られており簡単に入手することができます。お肉を両面満遍なく叩いてから焼くことで、ステーキのタンパク質の繊維が分解され柔らかくなるのです。

叩きすぎてしまうと、うす〜いステーキになってしまうので男の人など力のある人は力加減に特に気をつけてくださいね。

ミートハンマーがなければフォークでも代用が可能

ミートハンマーがなければフォークで代用することもできます。フォークを満遍なくステーキの両面に刺して穴を開けることにより、お肉を柔らかくすることができます。しかし、フォークの方が先が大きいため穴が広がりやすく、ステーキが切れやすくなってしまいますので注意が必要です。

おいしくステーキを焼くためのポイント

柔らかくて美味しいステーキを焼くためのポイントは2つです。美味しくステーキを食べるために欠かせないポイントをご紹介していきます。

たったこの2つをやるだけで自宅で焼くステーキがレストランのステーキのような柔らかさと美味しさになるのでぜひ試してみてください。

下準備が大切

ステーキには下準備が大切です。ステーキを焼く1時間前には冷蔵庫からお肉を出しておきましょう。冷蔵庫から出してすぐ焼くとステーキ中心部の温度が上がらないまま外の焼き目ができてしまい、中が冷たい原因になります。

焼き方、焼き時間

ステーキの焼き方は基本的に「強火で短時間」で済ませることが大切です。長く火を入れてしまうと、その分ステーキがパサついてしまいます。ステーキの水分をなるべく奪わないためにも180℃くらいのフライパンで片面45秒くらいで焼くといいでしょう。

レアがいい人は焼き時間を10秒ほど短く、しっかり焼けている方がいい人は20〜30秒ほど焼き時間を長くしましょう。

まとめ

 

ここまでご覧いただきありがとうございました。今回はステーキのお肉を柔らかくする方法をご紹介していきました。固いお肉に出会ってしまった場合はぜひ今回ご紹介した方法を利用してみてくださいね。

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