ステーキの焼き方は何種類ある?焼き方の基本やコツも解説!

「ステーキの焼き方って何種類あるの?」

「ステーキって焼き方がたくさんあって、よくわからない…」

「家でステーキを上手に焼くにはどうすればいい?」

「家でステーキを焼くときの基本が知りたい」

本記事では上記のお悩みや疑問にお答えします。ステーキの焼き方は細かく分かれているため、食べ慣れていない人にとっては分かりにくいものです。

また、ステーキの焼き方にはどれだけの種類があるのか疑問に思う人もいるでしょう。そこで、ここからステーキの焼き方の種類と違いについて詳しく解説するので参考にしてください。

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「ステーキの部位ってどこがおいしい?」 「ステーキのどの部位が人気?」 「ステーキの焼き方のコツが知りたい…」 本記事で…

ステーキの焼き方は10種類

ステーキの焼き方は、細かく分けると10種類も存在します。中にはあまり知られていない焼き方もあるので、知っておくと勉強になるでしょう。

ロー

火を通していない生の状態のステーキのことをいいます。食中毒の可能性があるので、食べないほうが賢明でしょう。

ブルー

表面だけを数秒間サッと焼いた状態のことです。お肉の中心の温度はだいたい30℃くらいなので、まだ冷たいです。

ブルーレア

表面だけを数十秒焼いた状態のことをいいます。ブルーより長く焼いているものの、お肉の中心には火が通っていません。

レア

レアは、表面に少し焼き色がつきお肉の中心に少し火が入っている状態のことです。お肉の中心の温度はだいたい50℃から60℃くらいです。カツオのたたきのような状態で、生っぽい食感を楽しめます。

ミディアムレア

ミディアムレアとは、表面に焼き色がつきお肉の中心にもある程度火が通っている状態をいいます。ミディアムレアのお肉の中心部分の温度は、だいたい60℃から70℃です。ステーキを一番美味しく食べられる焼き方だといわれます。

ミディアム

ミディアムとは表面に焼き色がつき、中心部分以外は火が通っている状態のことです。ミディアムの中心部分の温度は、だいたい70℃から77℃くらいになります。ミディアムレアと同じで、ステーキを美味しく食べるのにおすすめの焼き方です。

ミディアムウェル

ミディアムウェルとは、表面だけでなく中まで火が通っている状態のことをいいます。中心部分の温度はだいたい77℃以上になるので、ほとんど火が入っています。

ウェル

ウェルとは、お肉の中心部分まで火がしっかり入っている状態のことです。ピンク色の部分がほとんどなくなっています。

ウェルダン

ウェルダンとは、お肉の中心部分まで完全に火が入っている状態のことです。ピンク色の部分はなくなり、肉汁も少なくなっている場合があります。

ベリーウェルダン

お肉を全体的にしっかり焼き上げた状態のことです。かなりしっかり焼いているので、肉汁がほとんど出ない場合もあります。

ステーキの焼き方の基本

ステーキの焼き方の基本を押さえれば、お家でも美味しくステーキを焼くことが可能です。特別に難しい作業はないので、今夜からすぐにマネできます。

お肉を常温に戻す

焼く30分くらい前になったらお肉を冷蔵庫から取り出して、常温に戻していきます。冷蔵庫から取り出してすぐに焼き始める人もいますが、焼き時間が長くなって肉が硬くなりやすいので、おすすめの方法ではありません。

水分をペーパーで拭き取る

お肉を常温で戻すと、表面から水分が出てきますのでキッチンペーパーなどで拭き取ってあげます。すると、フライパンに入れた時に油ハネを防ぐことができますし、下味が入りやすくなるメリットがあります。

お肉の筋をカットする

だいたい2センチ間隔で、お肉に格子状の切り込みを入れていきましょう。お肉に切込みを入れると筋を断つことが出来るので、お肉が柔らかくなりますし、焼き縮みしにくくなります。あまり深く切り込みを入れないように注意してください。

焼く直前に下味をつける</h3>

焼く直前になったら、お肉に塩コショウをふるといいです。早めに下味をつけると。お肉から水分が抜けて硬くなる場合があるからです。ですから、焼く面だけに下味をつけて焼き、ひっくり返す直前にもう一度下味をつけるようにします。

フライパンをしっかり予熱する

ステーキを焼く前に、なるべくしっかりとフライパンを温めましょう。鉄製のフライパンがベストですが、なければテフロン加工のフライパンを使って大丈夫です。テフロン加工のフライパンの場合、中火で予熱するとフライパンが長持ちしやすいです。

はじめは強火で焼く

フライパンが温まったらお肉をゆっくりと入れます。最初は強火でしっかり焼き色を付けていきます。焼き色がついたら弱火にして、お肉の3分の1くらいが白っぽくなればひっくり返してOKです。

ひっくり返して強火で焼く

ひっくり返したら、また強火にして表面に焼き目をつけます。

焼き目がついたら弱火にし、フタをして1分位蒸し焼きにしていきます。

アルミホイルに包む

ステーキをフライパンから下ろして、アルミホイルで包んでいきましょう。数分間待ち、余熱でじっくりと火を通していきます。

ステーキの焼き方のコツ

ステーキを美味しく焼き上げるにはちょっとしたコツがあります。

知っている人もいるかも知れませんが、今一度おさらいしてみてください。

<h3>始めは強火で焼いて旨味を閉じ込める</h3>

ステーキを焼く時はフライパンをしっかりあたためてから、強火で一気に焼き色を付けるのがポイントです。強火で表面を一気に焼くことで、肉の旨味を閉じ込めることが出来るからです。

ですから、温まっていないフライパンを使ったり火力が弱かったりすると、肉汁が溢れ出てしまう場合があります。すると、食べた時にパサパサ感があったり硬かったりする原因になるので気をつけてください。

余熱で中まで火を通す

ステーキを美味しく焼くには、余熱でじっくりと火を通すのがポイントです。フライパンの上で中まで火を通そうとすると、火の力によってお肉の水分が蒸発したり表面が硬くなったりする場合があります。ですから、表面に焼き色を付けたらなるべく火に当たらないように調理できるといいです。そこで役に立つのがアルミホイルです。

オーブンを使って中まで火を通す方法もありますが、手間を考えるとアルミホイルを使うのが手軽なのでおすすめ。お好みの焼き加減によって、アルミホイルに包む時間は変わります。中までしっかり火を通したい場合は、少し長めに待つと言いでしょう。

ステーキの焼き方別の焼き時間の目安

お使いのコンロの火力やお肉の厚みなどによって焼き時間は変わるので、一概には言い切れません。ですから、あくまで目安としてもらえるといいです。

レア

  • 強火で約30秒間焼く
  • 弱火にして約1分間焼く
  • ひっくり返して強火で約30秒間焼く
  • 弱火にして約1分間焼く
  • アルミホイルで包んで2分くらい待つ

ミディアムレア

  • 強火で約30秒間焼く
  • 弱火にして約2分間焼く
  • ひっくり返して強火で約30秒間焼く
  • 弱火にして約2分間焼く
  • アルミホイルで包んで3分くらい待つ

ミディアム

  • 強火で約30秒間焼く
  • 弱火にして約2分間焼く
  • ひっくり返して強火で約30秒間焼く
  • 弱火にして約3分間焼く
  • アルミホイルで包んで4分くらい待つ

ウェルダン

  • 強火で約30秒間焼く
  • 弱火にして約3分間焼く
  • ひっくり返して強火で約30秒間焼く
  • 弱火にして約5分間焼く
  • アルミホイルで包んで5分くらい待つ

まとめ

ここまで、ステーキの焼き方の種類や家でステーキを美味しく焼くコツを紹介してきました。

本記事のまとめは下記のとおりです。

  • ステーキの焼き方の種類は10種類あります。
  • 家でステーキを焼くときは、焼く前の準備と焼くときのポイントを押さえることが重要です。
  • ステーキを焼くときのコツは、焼き始めは強火で焼くことと余熱で火を通すことです。

ステーキの焼き方の種類を知って、より美味しくステーキを食べてください。

参考文献

https://www.haseko.co.jp/branchera/magazine/article/recipe-technic55.php#:~:text=%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%BC%E3%82%AD%E3%81%AE%E7%84%BC%E3%81%8D%E5%8A%A0%E6%B8%9B%E3%81%AF,%E3%82%92%E3%81%94%E7%B4%B9%E4%BB%8B%E3%81%97%E3%81%BE%E3%81%99%E3%80%82

https://kw-note.com/food/steak-doneness/

https://delishkitchen.tv/articles/801

https://tokubai.co.jp/news/articles/1691

https://www.olive-hitomawashi.com/column/2018/12/post-3532.html

https://chefkuru.jp/media/useful/learn-food/1213/

 

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