ステーキを美味しく焼く方法!下準備から焼き加減まで徹底的に詳しく紹介!

 

自宅でステーキを焼くとき、レストランで食べる味のように美味しく焼けないと思っているあなたに、家庭のフライパンで美味しく焼く方法をご紹介します。

おうちにもある一般的なフライパンでも下準備と焼き加減のコツを知っていればレストランの味が出せます。下準備と焼き加減のコツを覚えてステーキを美味しく焼く方法をマスターしましょう。

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「ステーキの部位ってどこがおいしい?」 「ステーキのどの部位が人気?」 「ステーキの焼き方のコツが知りたい…」 本記事で…

ステーキを焼く時の下準備

自宅でステーキを美味しく焼くには下ごしらえが大切です。

  • お肉を室温に戻しておく
  • お肉に余分な水分がないようにしておく
  • お肉の表面に縦と横の線(カット)を入れておく
  • お肉を叩くなどして柔らかくしておく
  • 焼く前に線を入れた部分だけ塩、こしょうを振りかける

お肉を室温に戻しておくことで急激な加熱によって肉の表面の焦げが防げて、肉の中まで火が通りやすくなります。低温のまま焼かないことがステーキを美味しく焼くコツです。

お肉の表面に水分が残っていると、油が勢いよくとび散ることがあります。水分をキッチンペーパーなどで取り除くことで油らはねが防げるとともに塩、こしょうがなじみやすくなります。熱が肉表面に均等に伝わり焼きムラの発生を防ぐために、肉の表面に縦と横の線を入れておくことが大切です。

お肉を叩くことで繊維をほぐして、柔らかくできます。また肉の厚さが同じにでき、肉全体が焼けるので焼きムラが防げます。肉の表面をカットした部分に塩、こしょうを振りかけることで肉の繊維を引き締めてくれて、お肉の旨みを引き出し、美味しく焼けます。

塩を振ってからしばらくして焼く人がいますが、水分と旨みが出てしまいます。お肉を美味しく焼くには、必ずお肉を焼く前に塩を振ることを覚えておきましょう。

フライパンでステーキを美味しく焼くコツ

フライパンでステーキを美味しく焼くコツは

  • 強火で短時間
  • 裏返すタイミング
  • アルミホイルを使う

フライパンに油をひき強火にしたら素早くステーキを焼くことが大切です。長く焼くと柔かさが失われて固いステーキになり、美味しく焼けません。お肉の厚さにもよりますが30秒~2分ほどを目安にするとよいでしょう。お肉を焼いているときには色の変化によって裏返すタイミングが大切です。

お肉の3分の1ほどに色が変化したら裏返すとよいでしょう。裏返して裏面が焼かれることでお肉の旨みが増します。

1分ほどを目安にしてアルミホイルを使って蒸し焼きにすれば、柔かいステーキに仕上がります。またフライパンから降ろしてアルミホイルに包んだお肉を4~5分ほど放置すれば余熱によってミディアムの焼き加減のステーキが完成します。

焼き加減の種類

お肉の焼き加減についてみていきましょう。レストランやステーキ屋さんの肉の焼き加減は、細かく分類すると10種類ほどです。大きく分けると『レア』『ミディアムレア』『ミディアム』『ウェルダン』になります。ここではレア・ミディアムレア・ミディアム・ウェルダンに限定してご紹介します。

レア

『レア』は肉の鮮やかな赤身がはっきりわかる焼き加減。つまり、肉を焼く時間が短く表面部分だけを焼き、中まで火を通さないステーキの焼き方です。肉の表面を強火で素早く焼き、薄い焼き色がついていて中身は生の状態。

生の状態なので押したときに弾力がほとんどなく、また肉汁が少ないのが特徴です。厚さ3~4センチのステーキのレアな焼き方は表面を軽く焼き、裏返しにしたあと3~5分ほど焼くと美味しく焼けます。

ミディアムレア

『ミディアムレア』『レア』と『ミディアム』の中間的な焼き加減。肉全体に火を通して肉の赤身が半分ほど残っているステーキ焼き方です。カットしたときに『レア』より赤身が少なく、『ミディアム』より赤身が多い焼き加減です。

厚さ3~4センチのステーキのミディアムレアな焼き方は、裏返しにしたあと5分ほど焼くと美味しく焼けます。

ミディアム

『ミディアム』肉の赤身が少し残る焼き加減。中まで火が通るようにレアより長く焼き、表面はこげ茶色で、カットすると赤身のピンク色が少し見えるステーキの焼き加減。肉の赤身が少し残っているので歯切れがよく、また『レア』より肉汁が多いのが特徴です。

厚さ3~4センチのステーキのミディアムな焼き方は裏返しにしたあと7分ほど焼くと美味しく焼けます。

ウェルダン

『ウェルダン』は肉の表面と中までこげ茶色で肉の赤身ピンク色が見えないステーキの焼き加減。肉全体がよく焼かれた状態になります。4つの焼き加減の中でもっとも肉汁が多いのが特徴です。

厚さ3~4センチのステーキのウェルダンな焼き方は裏返しにしたあと8~10分ほど焼くと美味しく焼けます。

焼き加減の確認の仕方を紹介

ここでは『レア』『ミディアムレア』『ミディアム』『ウェルダン』別に焼き加減の確認の仕方を紹介します。焼き加減の確認には指を使って柔らかさを比較する方法があります。

親指と人差し指、親指と中指、親指と薬指、親指と小指を接触させてOKのようなポーズを取って柔らかさを比較して焼き加減の確認する方法がありますので焼き加減別に詳しくみていきましょう。

レア

親指と人差し指を接触させたときの親指の付け根から下の2センチほどの腹の部分を片方の人差し指で押したときと肉をトングでつついたときの柔らかさがちょうど同じならレアです。ステーキの方が柔らかい場合はもう少し焼くとよいでしょう。

ミディアム

親指と薬指をを接触させたときの親指の付け根から下の2センチほどの腹の部分を片方の人差し指で押したときと肉をトングでつついたときの柔らかさがちょうど同じならミディアムです。ステーキの方が柔らかい場合はもう少し焼くとよいでしょう。

ミディアムレア

親指と中指を接触させたときの親指の付け根から下の2センチほどの腹の部分を片方の人差し指で押したときと肉をトングでつついたときの柔らかさがちょうど同じならミディアムレアです。ステーキの方が柔らかい場合はもう少し焼くとよいでしょう。

ウェルダン

親指と小指をを接触させたときの親指の付け根から下の2センチほどの腹の部分を片方の人差し指で押したときと肉をトングでつついたときの柔らかさがちょうど同じならウェルダンです。ステーキの方が柔らかい場合はもう少し焼くとよいでしょう。

まとめ

いかがでしたか。自宅のフライパンでステーキを美味しく焼くには、お肉の温度調整と焼きムラを防ぐ下ごしらえが大切です。お肉の焼き加減は親指の下にある膨らんだ部分で確認できます。

ステーキの厚さによって焼く時間を短くしたり長くしたりすれば美味しく焼けます。『レア』『ミディアムレア』『ミディアム』『ウェルダン』の好みの焼き加減でステーキを美味しく焼きましょう。

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