こんにちは。この記事では、簡単に作れて美味しいタレの作り方をご紹介していきます。焼肉のタレはスーパーやコンビニなどどこでも買うことができますが、ぜひ自宅で自分好みのオリジナルのタレを作ってみませんか?
自家製のタレは少し手間がかかることを除けばいいことしかありません。今回はそのメリットなども一緒に紹介していきます。
自家製焼肉のタレは安心安全で自分好みに作れる!
自家製の焼肉のタレのいいところは、なんといっても安心安全で自分好みに作れるところです。焼肉のタレを買った時に「もう少し味が薄いといいな〜」や「買ってみたけどあまり好きな味じゃなかったな」という経験をしたことがある方も多いと思います。そんな方はぜひ一度自家製焼肉のタレを作ってみてはいかがでしょうか
市販品には添加物が多く含まれている
市販品の焼肉のタレには、実は添加物が多く含まれています。焼肉のタレに含まれている添加物は主に4つです。
添加物名 | 用途 |
醤油風調味料 | 脱脂加工大豆を分解し、塩やグルタミン酸ナトリウムや調味料などで味付けをした醤油のような調味料。複数の添加物が含まれている |
調味料(アミノ酸) | グルタミン酸ナトリウムが主体で作られています。高温で加熱すると発がん性物質を作る可能性がある |
みりん風調味料 | コハク酸調味料などで作られたみりんの味を模した調味料。醤油風調味料と同様に複数の添加物の配合で作られている |
L-グルタミン酸ナトリウム | 強いうまみ成分(アミノ酸)を持つ調味料。塩と同じ成分ですが、塩ほど辛くないため塩分の過剰摂取につながる恐れがある。摂取しすぎると高血圧や腎不全のリスクが高まる |
このように焼肉のタレには添加物が多く含まれています。現代人の我々にとって添加物は避けて通れないですが、なるべく控えることができるなら控えた方がいいですよね。特に持病や高血圧の方は手作りのタレで少しでも添加物を取らないようにすることをおすすめします。
手作りの場合の消費はなるべく早めに!
焼肉のタレを手作りする時に気をつけなければならないことは消費をなるべく早めにするということです。市販の焼肉のタレには添加物が多く含まれているため、賞味期限も3ヶ月前後であることが多く非常に長いことが特徴です。
自分でタレを手作りした時には、添加物を使わないため作ったタレは長くは持ちません。また、保存方法もしっかり管理しないと夏場などは特にすぐに痛んでしまうので注意が必要です。自家製のタレを作る場合はなるべく、一回で使い切れるくらいのタレを作るのが理想的ですね。
簡単に作れる焼肉のタレの作り方をご紹介!
本格!にんにく醤油だれ
まずは定番のニンニク醤油タレです。焼肉屋の味に近いタレです。シンプルなためお肉の美味しさがしっかり感じられるタレです。分量をご紹介していきます。
材料(2回分) | 分量 |
おろしニンニク | 小さじ1/2 |
おろししょうが | 小さじ1/2 |
ごま油 | 小さじ1/2 |
白すりごま | 大さじ1 |
酒 | 大さじ1 |
みりん | 大さじ1 |
砂糖 | 大さじ1 |
醤油 | 大さじ2 |
作り方はとっても簡単です。耐熱のボウルにこれらを混ぜ合わせて、電子レンジで600W40秒でチンするだけで完成です。
このタレのいいところは美味しいだけではなく、アレンジがしやすいところです。お好みでニンニクを増やしてガツン感をパワーアップさせたり、コチュジャンやニラを入れるのも美味しいです。お子様でも食べやすいのでぜひ一度作ってみてはいかがでしょうか。
さっぱりネギ塩だれ
次に紹介するのがさっぱりとしたネギだれです。牛肉にももちろん合いますが、牛タンや鳥との相性が抜群です。こちらも簡単にできるので、ご紹介していきます。
材料 | 分量 |
長ネギ | 1本 |
塩 | 小さじ1/3〜 |
にんにく | 1片 |
ごま油 | 大さじ2~3 |
白胡麻 | 少々 |
黒胡椒 | 少々 |
レモン汁 | 少々 |
作り方は、長ネギを1本みじん切りにしたあと全ての材料を混ぜるだけの簡単な作り方です。白飯に混ぜてネギご飯にしても美味しいですし、チャーハンに混ぜてネギ塩チャーハンにしてもおすすめです。
作った焼肉のタレは他の料理にも使えちゃう!
いざ自家製で焼肉のタレを作ったけど、余ってしまうこともあるかと思います。既製品の焼肉のタレとは違い、自家製のタレは添加物が入ってないため、あまり長く日持ちしません。焼肉は連日するものではないので1回使ったらしばらくは使わないことも多いと思います。
そこで、今回作った焼肉のタレを他の料理にも使えるレシピをご紹介していきます。
甘辛ヤンニョムチキン
ヤンニョムチキンとは、鶏肉を使って甘辛く仕上げた韓国料理です。先ほど紹介したにんにく醤油だれを使って簡単に作ることができます。
- 一口大に切った鶏もも肉を焼肉のタレに10分ほど漬ける
- キッチンペーパーで軽く水気を拭き取り、片栗粉をまぶす
- 温めたフライパンに鶏もも肉を入れて両面がきつめ色になるまで焼く
- 盛り付けて完成。味が薄かったら焼肉のたれを最後にたらしてもOK
以上がレシピになります。非常に簡単なので、料理があまり得意じゃない人でも簡単にできちゃいます。
豆腐ステーキ
焼肉食べたばっかでカロリーが気になる人には豆腐ステーキがおすすめです。木綿豆腐を使ったレシピで、非常にヘルシーでかつ食べ応えがあるのがこの豆腐ステーキです。
- 木綿豆腐を半分に切り、小麦粉をまぶす
- 油を引いたフライパンに木綿豆腐をきつね色になるまで焼く
- 焼けた木綿豆腐を皿に盛り付け、焼肉のタレとお好みでネギをかける
以上たった3ステップのお手軽料理です!豆腐を使った料理なので低カロリーかつタンパク質が豊富です。ダイエット中の方やもう1品おかずが欲しい方にはぜひ作ってもらいたい1品です。
油淋鶏風唐揚げ
次にご紹介するのは焼肉のたれを使った油淋鶏のレシピです。唐揚げの上にたれがかかった有名な中華料理ですね。この料理も焼肉のタレに一工夫加えるだけで簡単に作れちゃいます。今回は唐揚げの作り方は省略させていただきます。
- 余ったニンニク醤油のたれに長ネギを1本みじん切りにしてよく混ぜる
- 用意した唐揚げにかける
だけです!簡単で美味しくいつもとはまた違った唐揚げの食べ方ができます。ご飯も一段と進むのでお子様がいる家庭などには特におすすめです。
タレチャー
その名の通り、焼肉のたれを使ったチャーハン略して「タレチャー」も焼肉のタレが余った時におすすめのメニューです。
- 卵とご飯を炒める
- ご飯がパラパラになってきたら焼肉のたれを入れる
- お好みでネギをかける
これだけの簡単な料理です。焼肉屋でもたれを使ったチャーハンもありますが、お家で簡単にできちゃいます。これは醤油ニンニクだれでもできますし、さっぱりと食べたい方はネギ塩だれもおすすめです。
まとめ
ここまでご覧いただきありがとうございました。今回の記事では、自家製の焼肉だれの作り方をご紹介してきました。既製品の焼肉のたれが嫌な方や添加物が気になる方は、ぜひお家で簡単にできる焼肉のたれを使ってみてはいかがでしょうか。
余った焼肉のタレは他の料理にも使うことができます。ここでご紹介した料理以外にも特に韓国料理とは相性がいいのでぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。