自宅でステーキを焼く時にどのくらい焼いたらいいのかってなかなかわかりませんよね。外側にはもう火が通っているから大丈夫だと思ったら中はまだ全然焼けてなかった・・・。なんてことを経験した方もいるかと思います。
今回は、自宅でステーキを焼く際に美味しくなる時間とその焼き方をご紹介していきます。また、併せてステーキに大切な下準備や簡単にできるソースの作り方もご紹介していきますのでどうぞ最後までご覧ください!
「ステーキの部位ってどこがおいしい?」 「ステーキのどの部位が人気?」 「ステーキの焼き方のコツが知りたい…」 本記事で…
準備が8割!ステーキが美味しくなるための下準備
ステーキにとって最も大切と言っていいのが下準備です。準備が8割と言っても過言ではありません。ステーキは焼くだけの簡単な調理手順だからこそ下準備が大切なのです。たとえいいお肉を使っても下準備が甘いと宝のもち腐れになります。
難しくないたった3つの下準備をするだけでレストランのような美味しいステーキに近づけますのでぜひお試しください。
ステーキ用肉の扱い方
ステーキが美味しくなるために欠かせないのがお肉の扱い方です。ステーキ用のお肉はスーパー等で冷蔵で売られています。ステーキを焼く際はまず買ったお肉を常温に戻すことがポイントです。
冷蔵状態のまま焼いてしまうと焼きムラができてしまいます。ステーキの外側はしっかりと焼けているのに中はまだ生だったなんてこともあります。また、冷たい状態からステーキを焼くとステーキを焼くのに時間がかかり、パサつく原因にもなります。ステーキは時間をかければかけるほどパサついてしまうので注意が必要です。
フライパンの準備
次にフライパンの準備です。ステーキを美味しく焼くためのコツは「強火で短時間で焼く」ことです。ステーキ肉の扱い方でもお話ししましたが、ステーキを焼く際は時間をかければかけるほど水分が飛んでしまい、パサついてしまいます。
油をひいて、フライパンをよく温めてから強火で一気に短時間で焼けるよう準備しましょう。
サラダ油でなく牛脂があるとよりベスト
ステーキを焼く際により美味しくするためには牛脂があるとベストです。家庭によくある油は「植物性油」ですが、牛脂は「動物性油」です。ステーキにはこの動物性油が良く合います。風味も良くなりますのでぜひ試してみてはいかがでしょうか。牛脂はスーパーや精肉店で無料でもらえることが多いです。
フライパンでも美味しくなるステーキの焼き時間
ここからは本題のフライパンでも美味しくなるステーキの焼き時間についてご説明していきます。下準備がしっかりと終わったら後は焼くだけになります。この焼く際のポイントは先ほど少しお話しした「強火で短時間」です。詳しくご説明していきます!
おすすめはレア・ミディアムレア
ステーキの焼き時間は焼き方により異なります。焼き方は大きく分けて4つあり、「レア」「ミディアムレア」「ミディアム」「ウェルダン」です。今回はおすすめの焼き方である「レア」と「ミディアムレア」の焼き方についてご紹介します。
ステーキのレアの焼き方
ステーキのレアの定義は外側はしっかりと焼けているが、中は半分ほど赤みがかってている状態のことです。中心の温度は50℃〜60℃ほどです。レアの場合、フライパンの温度が180℃で、片面45秒ほどずつ焼いたら両面にうっすら焦げ目ができますので完成です。
ステーキのミディアムレアの焼き方
ミディアムレアの定義は、外側はしっかり焼けていて、内側も少し赤みがかっている状態のことです。中心温度は60℃〜65℃です。フライパンの温度はレアと同じで180℃、焼き時間は60秒〜75秒ずつ焼いたら完成です。
予熱をアルミホイルで閉じ込める
ステーキをさらに美味しく食べたい場合、予熱をアルミホイルで閉じ込めるとステーキの中の水分が外に逃げずさらに美味しいステーキが出来上がります。
ミディアムレアやミディアムくらいの焼き方にしたい場合、このステーキの予熱を使って最終調理をすると内側まで熱が通り、外が焦げすぎずにステーキを焼くことができます。
ステーキにおすすめの部位
続いて、ステーキにおすすめの部位をご紹介していきます。ステーキといっても部位により美味しい焼き方や食べ方が異なります。スーパーで売っているステーキ肉はどこの部位なのかなどもご紹介していきます。
スーパーの定番「もも肉」
スーパーで最もステーキ用として売られているのが牛のもも肉です。人間と同じ脚のももの部分で、赤身の部分です。脂身等も少なく食べやすい部分です。
ステーキの王様!贅沢したい日には「サーロイン」
ステーキの王様と呼ばれ、綺麗なサシと上品な脂の味が特徴なのがサーロインです。牛の腰の上部分に当たる肉です。動かすことが少ないため、スジが入りにくく柔らかい食感になります。スーパーで買うと国産のサーロインは安くても100g1000円〜からになります。なかなか手が出せない人も多いと思いますので、たまの贅沢で試してみてはいかがでしょうか!
赤身肉といえばやっぱり「フィレ」
別名で赤身肉の女王様とも呼ばれており、サーロインの霜降りに対してこちらは赤身の女王様です。サーロインの下に位置しており、こちらもあまり動かさない部位のためスジが少ないのです。食べやすくあっさりとした味わいが特徴的です。
簡単にできる!ステーキに合うソース
こちらではステーキに合う簡単なソースの作り方についてご紹介していきます。市販の調味料だと味が調節できない方や、ステーキはそんなに作らないから調味料を買うのはもったいない人も多いかと思います。そんな方はぜひ参考にしてみてください。
塩とわさび
1つめは塩とわさびです。「え?それだけ?」と思うかもしれませんが、お肉の味を一番活かすのにおすすめの食べ方です。たとえば普通の塩ではなく岩塩を使ったり、静岡のわさびを1本買ってみたりするのも良いかと思います。ステーキはシンプルな料理なので、ぜひシンプルな味付けに拘ってみてはいかがでしょうか。
ニンニク醤油
次にニンニク醤油です。こちらは、ステーキを焼いた後の油を使って作るソースです。ステーキを焼いた後のフライパンには美味しい油が残っています。その脂を使い、
ニンニク1片を入れてガーリックチップを作ります。ガーリックチップを取り出し、その後に
- 醤油 大さじ2
- みりん 大さじ 2
- 砂糖 ひとつまみ
を入れればニンニクの効いたニンニク醤油の完成です。
まとめ
ここまでご覧いただきありがとうございました。今回の記事では、ステーキが美味しくなる時間と焼き方についてご紹介してきました。ステーキはお肉を焼くだけのとてもシンプルな料理ですが、その分下準備と焼き方が非常に大切です。
今回ご紹介した下準備と焼き方を参考にしてぜひ美味しいステーキを作ってくださいね!おすすめのソースの作り方もぜひ試してみてはいかがでしょうか。