正しいステーキの食べ方とは?食べ方のコツややってはいけない食べ方を解説!

「ステーキってどうやって食べるのが正解?」

「ステーキを食べるときのマナーってある?」

「骨付きのステーキの食べ方がわからない…」

本記事ではこれらのお悩みにお答えします。デートや結婚式などの大事なシーンで食べるケースがあるのがステーキです。

間違った食べ方をしていると、相手の人や周りの人への印象が悪くなってしまうので気をつけたいところです。そこでここから、正しいステーキの食べ方や食べ方のコツなどについて解説するので参考にしてください。

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ステーキの食べ方の基本

ステーキの食べ方の基本をおさえれば、よりステーキを美味しく食べられます。基本をおさえた食べ方は、ステーキをより美味しく食べられるだけでなく、見た目にも美しいです。

左側から食べる分だけ切る

ステーキの基本となる食べ方は、お肉の左側から食べられる分だけを切り分けて食べることです。真ん中のお肉から食べたい人もいるかもしれませんが、焦らずに左端から順番に食べていきましょう。

あまり大きく切りすぎると一口で食べられませんので、適度な大きさに切り分けましょう。ただし、小さく切りすぎても、口に合わないという印象を周りの人に与えてしまうケースがありますから、気をつけてください。お肉を切った断面を同席者の人から見えないようにするとスマートです。

付け合わせと肉をバランス良く食べる

ステーキを食べるときは、付け合わせの野菜などと一緒にバランス良く食べましょう。ステーキだけを一気に食べるのもいいですが、付け合せと一緒に食べると箸休めにもなるので、より美味しくお肉を食べられます。またお皿の中が全体的になくなっていく方が見た目にもキレイですし、好き嫌いがない印象を周りの人に与えることが可能です。

ステーキの食べ方のコツ

 

ステーキを食べるときはちょっとしたコツがあります。ここから紹介するコツを実践すれば、よりステーキを食べやすくなるでしょう。

手首を下げてナイフとフォークを寝かせる

手首を下げるとナイフも自然と寝る状態になるので、お肉を切りやすくなります。手首を上げた状態でお肉を切ろうとする人がいますが、ナイフの接地する面が小さいのでうまく切れない場合があります。慣れないと肩に力が入って手首が浮いてしまいがちですから、しっかり手首を下げることを意識するといいでしょう。

ナイフは押し出すように切る

ナイフでお肉を切るときは、手前から押し出すようにすると効果的です。ナイフを手前に引く時に力を入れてしまう人がいますが、うまく切れない原因になります。西洋のナイフは、手前に引く時に力を入れると切れる構造になっているので気をつけてください。

ステーキの食べ方のマナー

ステーキの食べ方にもマナーがあります。最低限のマナーを守れば、周りの人に不快な思いをさせることなく楽しく食事を出来るでしょう。マナーといっても、特別に難しいものはありませんから安心してください。

ナイフとフォークを正しく持つ

ステーキを食べるときのマナーは、ナイフとフォークを正しく持つことです。ナイフは利き手で持ち、フォークは利き手と反対の手で持ちます。ナイフを持つときは、刃の付け根の部分に人差し指を添えるようにして持つのがポイントです。フォークを持つときは、フォークの背の部分に人差し指を軽く添えるようにして持ちます。

大きな音をたてない

ステーキを食べるときのマナーは、大きな音をたてないようにすることです。くちゃくちゃという咀嚼音はもちろん、お肉を切るときの音にも気をつけましょう。ステーキを食べ慣れていないと、お肉を切る時に緊張で肩に力が入りやすいです。すると力が入りすぎてしまうため、ナイフとお皿がこすれた時に、ギーギーという不快な音が鳴る原因になります。

その場合は前述の通り、ナイフを寝かせて切ることと押し出すようにして切れば大丈夫です。また、フォークをお肉にしっかり刺すと、硬いお肉でも切る時に安定するので効果的です。

食べ終わったらナイフとフォークを揃えておく

ステーキを食べるときのマナーは、食べ終わったらナイフとフォークを揃えてお皿の右下に置くことです。お店にもよりますが、コース料理でステーキを食べ終わったときなどにやると食べ終わったと知らせることができます。

またナイフレストがあるお店の場合は、食べ終わったらナイフレストにナイフとフォークを置きましょう。フォークは背の部分を上に、ナイフは刃の部分が内側になるようにしておくといいです。

骨付きステーキの食べ方のポイント

骨付きステーキをお店で出されて、食べ方に戸惑った経験がある人もいるでしょう。骨付きステーキをキレイに食べられれば、基本的にどんなお肉もキレイに食べられます。

骨と肉を切り分ける

まずは、骨と肉の境目にナイフを入れて、骨と肉を切り離していきます。このときのポイントは、フォークをしっかりとお肉に刺して固定することです。うまくお肉と骨を切り分けられたら、骨はお皿の端の方へ置いておきます。

通常のステーキ同様に食べ進める

骨から切り分けたお肉は、通常のステーキ同様に左端から食べていきましょう。

一口大に切りながら、食べる時にだけお肉を切り分けるのがポイントです。

骨に残ったお肉はかぶりついて食べる

もし骨にお肉が残っていたら、手で持ってかぶりついてOKです。フィンガーボールが用意されていると思いますので、食べ終わったら指先を洗いましょう。このとき両手を一気に洗うのでなく、片手ずつ洗うようにするとキレイに見えます。

やってはいけないステーキの食べ方

ステーキを食べる時に、やってはいけない食べ方があります。やってはいけない食べ方をすると、ステーキの美味しさが半減する上に見た目にも美しくありませんから注意が必要です。

肉を最初に全部切り分ける

ステーキを食べるときに、最初に全部のお肉を切り分けるのはやめましょう。なぜなら、細かく切り分けることでせっかくの温かいお肉が冷めやすくなるからです。

また、肉汁が皿の上に流れ出てジューシーさや柔らかさがなくなる可能性があります。ですから、なるべく美味しくステーキを食べるためには、食べる分だけその都度切るのが正解。

上から押し付けるように肉を切る

ステーキを切る時にやってはいけないのが、上から押し付けるようにして切ることです。理由として、上から押し付けるようにして切ると、お肉に含まれている肉汁が流れ出てしまうからです。

特に、ステーキを食べ慣れていない人はやってしまいがちなので気をつけてください。前述の通り、西洋ナイフは手前から奥に押すようにして切るとうまく切れます。

肉をソースにつけながら食べる

ステーキを食べる時にやってはいけないのが、お肉をソースにつけながら食べることです。

最初からお肉にソースがかけられている場合はいいですが、お肉とソースが分けられている場合は、お肉の上にソースをかけるようにします。

ただし、とろみのあるソースの場合はお皿の手前にソースをかけて、ソースにお肉をつけながら食べるといいでしょう。

まとめ

ステーキの正しい食べ方や食べ方のコツなどについて解説してきました。

本記事のまとめは下記の通りです。

  • ステーキを食べるときの基本は左端から順番に切って食べる、付け合せもバランス良く食べることです。
  • ステーキを食べるときのコツは、ナイフを寝かせてお肉を切ることと、押し出すようにしてお肉を切ることです。
  • ステーキを食べるときのマナーとして、ナイフとフォークを正しく持つことや、大きな音をたてないことなどがあります。
  • 骨付きステーキを食べるときは、肉と骨を切り離して通常のステーキ同様に食べ、骨に残ったお肉はかぶりついて食べてOKです。
  • やってはいけないステーキの食べ方は、最初にすべてのお肉を切り分けることや、お肉をソースに付けながら食べることなどです。

ステーキの正しい食べ方を知って、自信を持ってステーキを食べてください。

 

https://safarilounge.jp/online/lifestyle/column/detail.php?id=8319&p=1

https://precious.jp/articles/-/16248

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