ステーキをレアに仕上げる焼き方とは?注意点やおすすめのソースのレシピを紹介

レアステーキを美味しく仕上げる焼き方やおすすめする理由、美味しいステーキソースのレシピなどを紹介していきます。下ごしらえでするとレベル上げができるポイントも説明していきますので是非参考にして、美味しいステーキを作ってください。

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「ステーキの部位ってどこがおいしい?」 「ステーキのどの部位が人気?」 「ステーキの焼き方のコツが知りたい…」 本記事で…

 

レアステーキをおすすめする理由とは

ステーキを食べる際、赤身肉を使うとしっかりとした歯ごたえを感じられ、火を通せば通すほどお肉の弾力が増えていくという特徴があります。お肉本来の味をより感じることができますが、噛む必要があるので、必然的に「たくさん噛む=固い」というイメージが付きがちです。

逆に、サシ(脂身)が多く入っているお肉を使うと、柔らかくとろけるような歯ごたえになります。柔らかいお肉が好みの方は、大きくサシが入っているものよりも細かくサシが入っているものを選ぶようにしましょう。

「レア」は、お肉の表面のみ焼き色が付いており、中身は赤い部分が多く残っていますが、一応は全体に熱が通っている状態を指します。全体の約3割しか火が通っていないので、お肉の弾力をしっかり感じられつつ肉汁もたっぷりと溢れて、1番美味しく頂ける焼き加減です。

牛肉の中には菌が存在しないので、レアでも安心して食べることができるのです。しかしお肉の表面には、調理工程によって菌がついてしまう可能性があるので、一応火を通すことをおすすめしています。

また、ハラミなどの臓器や消化器の部位には菌が存在しており、レア状態で食べるのは食中毒の可能性があって危険なので、なるべく避けるようにしましょう。

 

ステーキをレアに仕上げるおすすめの焼き加減3つとは

「レアステーキ」ひとつにしても3つの種類があり、焼き方もそれぞれ変わってきます。「ブルーレア」「レア」「ミディアムレア」の焼き方の特徴について説明していきます。

 

ブルーレアの焼き加減

お肉の表面を数十秒のみ焼いた状態で、中身のほとんどが生の状態です。火が通っている部分は薄いので中心温度が低く、外側が熱くても内側が冷たいことが多いです。

 

レアの焼き加減

お肉の表面をブルーレアよりも焼き、中身は赤い部分が多いですがきちんと火が通っている状態です。中心温度もしっかりと上がっていて、肉汁があふれ出るようになります。ジューシーで柔らかい印象です。

 

ミディアムレアの焼き加減

お肉の表面をレアよりも多めに焼き、中心温度を約65℃あたりまで上げるのでタンパク質の変性が起きます。中身はしっかりと火が通っていますが、赤さがしっかりと残っている状態です。焼けた後に切った時に、血がにじむ程度の焼き加減です。

 

フライパンでプロレベルのレアステーキを作れるレシピを紹介

フライパンでレアステーキを作る時に役立つレシピを紹介していきます。プロのようにレベル上げができるので是非真似してみてください。また下ごしらえの注意点についても説明します。

 

下ごしらえの注意点

・お肉を30分から1時間ほどおいて、常温に戻しておく

・牛脂を用意する

・筋を包丁で切っておく

・お肉を焼く直前に塩コショウを振る

・使うフライパンはしっかりと温める

下ごしらえでは、これらのポイントをおさえることで美味しくレベルの高いステーキを作ることができます。

 

レアに仕上げるレシピ

レアは、お肉の表面のみを焼いたもので、中身は生の状態です。詳しい焼き方のレシピを紹介していきます。

<焼き方>

➀片面を強火で約30秒焼きます

②そのまま弱火にして、約1分焼きます

③お肉を裏返して、強火で約30秒焼きます

④そのまま弱火にして、約1分焼きます

<焼き終わりの目安>

・指で押すと大きくへこみ、押した部分が戻ってこないくらいの弾力です。

・指標としては、人差し指と親指でOKマークを作った時の、親指の付け根の柔らかさくらいです。

 

ミディアムレアに仕上げるレシピ

ミディアムレアは、レアよりも火を通しつつ、中身にまだ生の状態が広く残っている状態です。レアと比べて、肉汁が多く出てジューシーになります。ミディアムレアの焼き方を紹介していきます。

<焼き方>

➀片面を強火で約1分焼きます

②そのまま弱火にして、約1分焼きます

③お肉を裏返して、強火で約30秒焼きます

④そのまま弱火にして、約1分半~2分焼きます

<焼き終わりの目安>

・指で押すと少しへこみ、レアよりも若干弾力が増えます。

・指標としては、人差し指と親指を合わせた時の、親指の付け根の柔らかさくらいです。

 

レアステーキに合うソースのレシピを7つ紹介

レアステーキを飽きずに楽しむことができるソースを7つ紹介していきます。簡単に作ることができますので、是非挑戦してみてください。

 

ガーリックバター醤油ソース

<材料>

・醤油 10g

・すりおろしにんにく 10g

・バター 20g

<作り方>

①器に醤油とおろしにんにくを入れてよく混ぜます。ここにバターを入れ電子レンジで温めます。

②醤油が泡立った瞬間に電子レンジを止めるように注意しましょう。

 

オニオンソース

<材料>(2~3人分)

・玉ねぎ 小1/2個

・ごま油 大さじ1

・酢 大さじ1

・砂糖 大さじ1

・醤油 大さじ1

・塩 少々

<作り方>

①玉ねぎをすりおろし、ごま油・酢・砂糖・醤油・塩と一緒にボウルに入れて混ぜます。

②お肉を焼いたフライパンに①のソースを入れて1~2分煮たら完成です。

 

マスタードチーズソース

<材料>(2人分)

・牛乳 180cc

・粒マスタード 大さじ1

・とろけるチーズ ひとつかみ

・小麦粉 大さじ1弱

・バター 大さじ1

<作り方>

①小鍋でバターを溶かしたら、粒マスタードを入れ弱火でサっと炒めます。そこに小麦粉を入れてよく絡めます。

②よく混ぜながら牛乳を入れ、牛乳が温まったらチーズを溶かします。とろみがつくまで煮詰めたら完成です。

 

わさびステーキソース

<材料>(2人分)

・醤油 大さじ2

・みりん 大さじ2

・赤ワイン(白ワイン・料理酒でも可) 大さじ2

・砂糖 少々

・チューブわさび 5cm位

<作り方>

①材料全てを器に入れてよく混ぜておきます。

②お肉を焼いたフライパンに①を入れて、少しトロっとするくらいまで煮詰めたら完成です。わさびが足らない方は、ここで追加してください。粗熱が取れてからの方がより美味しく頂けます。

 

簡単グレービーソース

<材料>(約5人分)

・牛肉(塊) 450g

・砂糖 少々

・塩コショウ 少々

~調味液~

・おろしにんにく 小さじ1

・おろししょうが 小さじ1/2

・醤油 大さじ3

・砂糖 小さじ1

・みりん  大さじ1

・おろし玉ねぎ 1/4個分

・おろしリンゴ 1/8個 お好みで入れてください

<作り方>

①ジップロックに調味液を全て入れて軽く混ぜ合わせておきます。

②牛肉の筋を切り、お好みで脂身を取り除きます。塩コショウ・砂糖を擦り込んだら、ジップロックに入れてよくもみ込みます。

③1晩以上冷蔵庫で寝かします。(3日を超える場合は冷凍保存しましょう)

④お肉のみを、クッキングシートを敷いた天板に乗せて180℃に予熱したオーブンで約30分焼きましょう。(厳しい方はフライパンを使用しても大丈夫です)

⑤小鍋に、お肉を焼いた時の肉汁・残りの調味液・砂糖大さじ1・醤油大さじ1~2を入れて、弱火で煮詰めます。少しとろみがついたらソースの完成です。

 

赤ワイン&ケチャップソース

<材料>(2人分)

・ケチャップ 大さじ1.5

・醤油 小さじ1.5

・ウスターソース 大さじ1.5

・赤ワイン 大さじ1.5~2

<作り方>

➀お肉を焼いたフライパンに、材料を全て入れて中火で熱します。

②すこしとろみがつくまで煮詰め、焼き上げたステーキにかけたら完成です。

 

きのこクリームソース

<材料>(2人分)

・シメジ 1/2パック

・マイタケ 1/2パック

・マッシュルーム(生) 3個

・バター 10g

・白ワイン 大さじ3

・顆粒スープの素 小さじ1/2

・サワークリーム 50~60g

・砂糖 小さじ1

・塩コショウ 少々

<作り方>

➀フライパンにバターを入れて中火で熱し、シメジ・マイタケ・マッシュルームを入れて全体を炒めます。

②そこに、白ワイン・顆粒スープの素を入れて少し煮ます。

③さらに、サワークリーム・砂糖・塩コショウを入れたら少し煮て、塩コショウで味を整えたら完成です。